【2014皐月祭連動ストーリー】ろすとめもりーず#2

#1

 

#2-第2話『本の虫(ビブリオマニア)』

 

「読書!やっぱり読書だよ!」

趣味探し。

必死に考えはしてみたけれど、結局私は最初の直感を信じてみることにした。

「どうしてそう思うの?」

「んー…」

少し考える。

ここで直感と答えるのは簡単だけど、その直感にも何か理由があるかもしれない。

思いついた事を少し整理してから口に出す。

「図書館に行ってるって事そのものが読書が好きって事だと思うんだよね」

「みんな行くものじゃないの?」

「最近はさ、家にいながら本を手に入れて、読む事もできるわけじゃない?」

「…通信販売とか、電子書籍?」

「そう、ネット自体にもケータイ小説とかみたいに文章が溢れてるし」

「けど、それだけじゃ分からないでしょう?家で本を買ってるから本が好き、って考え方もできるし」

その通りだ。

家に書斎を持って大量の本を抱えている人、十二分なほどの読書好きだろう。

けれど、私には別の方向での確信があった。

「なんて言ったらいいのかな…図書館って、”本の聖地”って感じがするんだよね」

「”聖地”?」

「うん、本を読むためだけの、読まれるための本だけがある場所」

「本屋さんとかは違うの?」

「んー、本屋って結局、売る場所、買う場所じゃない?」

「それはまあ…本屋だから…」

「だから、ちょっと言い方悪くなっちゃうけど、本を読む欲、だけじゃなくて、金銭欲とかも混ざってる場所…って感じ」

詩歌は、少し考えてから一つの結論を出した。

「純粋に読書欲だけを満たせる、本の虫のための場所…って事?」

「そうそう!そんな感じ!」

「凄い飛躍した論理だとは思う…けど、納得しちゃってるって事は私も、そっち側の人間なのかも?」

「…あれ?それでいいの?」

「うん、今話してて、古い紙とか新しいインクの匂い、思い出せたから」

ああ、それは本好きの証拠だ…確信した私は、早速次に検証する記憶のことを考え始める。

「じゃあ次は…どんな本が好きだったか、思い出してみる?」

「うん、繋がりがあった方が思い出しやすいと思うし」

「それじゃあ例えば…」

 

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第2話、今度は好きな本の種類、になります。

投票期限は20日(火)19:55までです。

投票、ステージ2回目は終了しました。

0Pt・【a】恋愛小説でしょ!
0Pt・【b】推理小説とかいいよね!
23Pt・【c】…BL同人誌…とか?

で、BL同人誌に決定しました。

では#3をどうぞごらんください。